エリア情報

五反田・品川エリアの
クリニック物件事情

五反田・大崎・品川は、オフィスワーカーと住民が同居する独特のエリアです。この二層構造をどう捉えるかで、選ぶべき物件も診療時間の設計も変わります。当社が拠点を置くエリアとして、その特性を整理します。

このページで分かること

  • このエリアの人口構造(就業層と居住層)
  • 五反田・大崎・品川・住宅地それぞれの傾向
  • 物件タイプごとに取れる患者層
  • このエリアで物件を探すときの進め方

読了の目安:約6分/

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エリアの基本構造:就業層と居住層

五反田・大崎・品川を含む品川区北部は、就業人口と居住人口が重なり合うエリアです。この構造がクリニックの経営に与える影響は小さくありません。

就業層

動き方

平日日中に大量に滞在します。受診は平日の早朝・昼休み・夕方に集中しやすくなります。

注意点

土日は激減します。土日中心の診療体制とは噛み合いません。

居住層

動き方

平日夜間と土日に動きます。高齢層・ファミリー層を含み、継続受診につながりやすい層です。

注意点

駅前一等地では母数が限られます。住宅地に近い立地のほうが取りやすくなります。

この章の結論

この2つは、来院する曜日も時間帯も動機も異なります。どちらを主軸に置くかを決めないまま物件を選ぶと、診療時間の設計と立地がかみ合わなくなります。

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エリア別の傾向

同じ「品川区北部」でも、駅ごとに性格が大きく異なります。

  1. 01

    五反田駅周辺

    JR山手線・都営浅草線・東急池上線が交わる交通結節点で、駅を挟んで東西で性格が変わります。オフィスとIT企業の集積があり、就業層のボリュームが大きいエリアです。

    駅至近のビルには医療機関が入居しており、視認性の高い区画は競争が生じます。一方で駅から少し離れると居住エリアに切り替わるため、同じ「五反田」でも数百メートルで前提が変わります。

  2. 02

    大崎駅周辺

    再開発により大規模なオフィスビルと住宅が計画的に配置されたエリアです。就業層の密度が高く、ビル内・ビル直結の区画が中心になります。デッキで接続された動線が発達しており、地上の人通りだけを見ると実態を読み違えることがあります。

  3. 03

    品川駅周辺

    新幹線と在来線が集まるターミナルで、就業層に加えて出張・通過需要があります。大規模開発が続いており、周辺の人口動態が今後も動き続ける点が特徴です。中長期の事業計画を立てる際は、開発計画の進捗を織り込む必要があります。

  4. 04

    西五反田・東五反田の住宅地

    幹線道路から一本入ると、戸建てと低層マンションが並ぶ住宅地が広がります。居住層を主軸に据えるなら検討対象になるエリアです。就業層エリアと比べて賃料水準が下がる一方、視認性は落ちるため、看板や地域への告知設計が重要になります。

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物件タイプごとの傾向

タイプ主に取れる患者層検討ポイント
駅前オフィスビル就業層視認性と賃料のバランス。土日の来院が見込みにくい
駅直結・デッキ接続就業層動線が強力な一方、区画の希少性が高い
住宅地の路面・低層居住層駐車場・駐輪場の確保。看板による認知形成
医療モール両方(モール次第)同一診療科の有無。モール全体の集患力への依存
重要

いずれの場合も、エリア全体の統計ではなく、候補物件を中心とした半径での人口構成を見る必要があります。五反田駅から徒歩5分の2物件でも、方角が違えば診療圏の中身はまったく別になります。

04

物件を探すときの進め方

  1. STEP 1 主軸とする患者層を決めるここが起点 就業層か居住層か。両方なら比重をどうするか。ここが決まらないと以降の判断基準がありません。
  2. STEP 2 その層が動く時間帯に、候補エリアを歩く 平日昼と土曜午後の両方で。地図では分からない人の流れを確認します。
  3. STEP 3 候補物件ごとに診療圏を切って人口構成を確認する エリア単位で見ないことが重要です。
  4. STEP 4 建物の設備条件を申込前に検証する 給排水・電気容量・床荷重・看板条件。チェック項目はこちら
  5. STEP 5 診療時間の設計と立地が整合しているか最終確認する STEP 1で決めた患者層が、実際にその時間に来られるかを確認します。

株式会社PG Assetは、東京都品川区西五反田に拠点を置く不動産会社です。当エリアの物件については日常的に情報に接しています。診療科と想定する患者層をお聞かせいただければ、現在の募集状況に基づいてご案内します。

よくあるご質問

五反田エリアは競合が多いのではないですか。
駅至近のビルには医療機関が集積しています。ただし診療科と対象患者層によって状況は異なり、就業層向けと居住層向けでは競合環境が別物です。「エリア単位」ではなく「診療科×患者層単位」で見る必要があります。
駅前と住宅地では、どちらが有利ですか。
狙う患者層で決まります。就業層を取るなら駅前の視認性と通勤動線が効き、居住層を取るなら住宅地に近い立地と駐車場・駐輪場が効きます。両取りを狙うと、どちらにも中途半端になることがあります。
このエリアの賃料相場を知りたいのですが。
建物のグレード、階層、区画の広さ、募集時期によって幅が大きいため、一般論では実用的な数字になりません。具体的な条件をお伝えいただければ、現在の募集状況に基づいてご案内します。

クリニックの物件探し、ご相談ください

株式会社PG Assetは、東京都品川区を拠点に医療機関向けのテナント仲介を行っています。 開業支援・集患マーケティングはグループ会社の株式会社PG Labと連携し、物件探しから開業後までを一貫してサポートします。